進学予定校:Chicago Booth
投稿者(イニシャル):NK

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【アメリカ】
・ 合格校:Chicago Booth, Michigan Ross, UCLA Anderson, Washington Olin

・ 性別:  【男性】
・ 出願時年齢: 【31歳〜35歳】
・ 海外経験の有無: 【~1年未満】
・ 費用: 【社費】
・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL】
・ 塾・カウンセラー:【Affinity/YES/その他(Round One Admissions Consulting)】
・ 奨学金: 【未取得】
・ 留学の目的: 【海外経験/ネットワークづくり】

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
年数度の海外出張以外に海外経験の無い所謂純ドメ。邦銀10年。法人営業2.5年、人事1年、リスク管理・金融規制対応6.5年。

Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
担当していた国際金融規制に係るロビイング・導入対応において、欧米主導でルールメイクがなされている現実に直面し、邦銀は規制コミュニティの中でより存在感を発揮していく必要があると感じた。そのためには国際的な交渉の場で伍していける交渉力や、金融のみならずパブリック・顧客産業を含めたプロフェショナルネットワークをMBAで身に付けたいと考えた。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
純ドメであるため、まずは海外経験=多様なバックグラウンドを持つメンバーの中でチームワーク・リーダーシップを発揮していく経験。10年のキャリアの棚卸し、つまり、自己の強みや弱みを理解し目指す姿に近づくために仕事の進め方・時間の使い方を含めビジネスパーソンとしてどう変わっていく必要があるのか(逆に何が通用するのか)を客観的に見つめなおす時間としたい。学問・課外活動としては、全くの未知の領域であるEntrepreneurship に関心あり。

Q.留学後のビジョンを教えてください。
銀行に戻り、経営戦略の実行に主導的な立場で関わりたい。具体的には、アジアをはじめとする海外への事業展開の現場で、提携金融機関や現地当局との交渉役、現地銀行の経営を担いたい。

Preparation for MBA application
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2014/2 社内選考を経て、社費派遣決定(TOEFL等の試験は未受験)
2014/6 TOEFL出願スコア107取得
2014/11 November Roundで米国MBAスクール1校に出願
2014/12 GMAT出願スコア740取得
2015/1 2nd RoundでChicago Boothを含む複数の米国MBAスクールに出願
2015/3 進学先を決定

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Campus Visitが最も有効。日本人だけでなく世界から集まる学生が感じるスクールの特徴を聞くことで、漠然と抱いていたスクールに対するイメージを検証することが可能。

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。 (ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
2014年11月中旬に6校(東海岸からColumbia, Wharton, CMU Tepper, Michigan, Chicago, UCLA)を周遊。私の場合、11/5に受けた第三回目のGMATで悲惨な点数を取り、Campus Visitに行くべきか悩んだが、結果的にCampus Visitでは多くの在校生に励まされ西海岸の気候に癒された。このリフレッシュがその後のスコアアップに繋がった、と勝手に信じている。

Q.志望校はどのように選択しましたか。
「米国」という地域は派遣元会社による指定。在校生・Alumniとの話を通じて、Campusの雰囲気を可能な限り感じ取るように努めた。謙虚かつ向上心を持った方の多いスクールを好んだ。また、金融機関からの派遣者であることから、金融業界におけるAlumniネットワークの強さも重視した。

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
2014/5月頃、5名程度のカウンセラーにコンタクトをとり、Round One Admissions ConsultingのStephan RoundとAffinity英語学院の佐取副学院長のお世話になった。Stephan Roundの決め手は、冷静・温厚な人柄と、極端な功利主義者ではない(スコアで足元を見ない、トップスクール専業ではない)こと。どんなにスコアの状況が悪かろうと、私にとってのベストは何かを模索してくれる信頼できるパートナーだった。初面で感じた人柄は最後の1分まで変わることなく、安心感と自信を与え続けてくれた。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
TOEFL6回目の受験で107(R29, L29, S20, W29)。Sのスコアも引き上げるべきだったがGMATに手間取ったため間に合わず。意味があったか不明だが、S26を取った回のスコアレポートを出願時に併送。Andyさんの個人塾が非常に良かった。
・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
GMAT4回目の受験で740(V40, M50, IR6, AWA5.0)。2nd Round出願直前の12/24に目標点の700超え。あきらめずにやりきることが大切。Affinity英語学院(受験戦略全般)とYES(SC)にお世話になった→Affinityの体験談020ご参照http://www.affinity-english.com/testimonial/index.html。
・ エッセー
米国MBAでは概して制限字数やエッセイ数の減少傾向がみられる。数あるアピールポイントを絞り込み、印象に残るよう書き上げる技術が求められているように感じた。
・ 推薦状
会社の上司と、外部機関(業界団体)の方にお願いした。推薦状の依頼・作成状況管理に係るタイムマネジメントは重要と思われる。MBAの出願等に慣れてない方を推薦者にする場合は、出願の3-4ヶ月前くらいの余裕をもって依頼をした方が良い。
・ インタビュー
最も重要なパート。純ドメという背景もあったため、Round One Admissions Consultingでのトレーニングに加え、BizmatesというフィリピンSkype会話を活用(後者は2か月間で25分×85コマ位を消化)。実際の面接では、選択肢に現地受験があるスクールは極力休暇等を利用し、渡航するようにした(Chicago Boothも香港のEMBAキャンパスで面接)。一般に純ドメ受験生は本邦alumniとの面接の方が有利、と言われるようだが、私見としては、都合がつくようであれば少しでもAdmissions Officerとコミュニケーションのとれる現地受験をした方が良いように思われる。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
300万円位。

Q.自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
私企業における経験に加え、業界団体のメンバーとして業界の未来・利益を考えて行動してきた経験。

Preparation for MBA
Q.進学校の決め手は何でしたか。
ビジット時の在校生の印象。

Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
1st Roundで上位校に狙い撃ちで合格できる実力あるアプリカントとは全く正反対で、国際経験ほぼ皆無かつスコアメイクでコテンパンにやられた私は、どこか一つでも引っかかってくれれば御の字という思いで過ごした一年間だった。最終的にCampus Visitで好印象を持ったスクールに合格することができ感無量である。受験をする上での要諦は、(特に絶滅危惧種とされる純ドメ受験生は)手数を多くこなすこと、である。試験の受験回数を多めに受ける、出願数を多めに出す、などである。正直、私の受験過程でも、インタビューで手ごたえのあったスクールから不合格をもらうという経験など、つらい時期もあった。すべてブラックボックスであり、事後検証できないのがMBA受験である。従って、こうすればうまくいく、といった類いのノウハウ話はあまりない。逆に言うと大数の法則を生かして実力に見合った結果を得るよう努力するべきだと思う。世界中のどこかには自分を愛してくれる異性がいるかもしれない、くらいのつもりで恥をかき捨てて多めにアプローチしてみることだと思う。

Q. 一言メッセージ
受験期間は対人的に十分な時間を割けないというのが最も辛かった。1歳になった子供を妻に任せ、周囲からの飲み会の誘いを断り、連日連夜ファミレスに向かう、という具合である。受験を終えてみると、協力してくれた家族や同僚・受験仲間が自分の事のように心から喜んでくれ、このことは自らの合格以上に嬉しく、心から感謝している。周囲との絆・信頼感を確かめ、さらには深めることが出来る貴重な機会だと思う。受験に疲れたとき、悩んでいるときは、(Chicago Boothへの関心有無関係なく)いつでもご連絡をください。