投稿者(イニシャル):JK
進学予定校:Cornell(Johnson)

・ カテゴリ: 【MBA】
・ 地域: 【アメリカ】
・ 受験校:1年目:LBS/IESE/UCLA, 2年目:Cornell/Wharton/NYU/Columbia/UCLA/Ross/Kelley/UNC/Dukeなど
・ 合格校:Cornell, UNC, Kelley

・ 性別:  【男性】
・ 出願時年齢: 【31歳〜35歳】
・ 海外経験の有無: 【~1年未満】
・ 費用: 【私費】

・ 受験した試験: 【GMAT/TOEFL】
・ 塾・カウンセラー:【AGOS/濱口塾/その他(Web TOEFL/Elite Essays)】
・ 奨学金: 【取得済み:日本公認会計士協会 川島奨学金 2年留学用】
・ 留学の目的: 【スキルアップ/海外経験/ネットワークづくり】

Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
大学・大学院(情報工学専攻)⇒大手監査法人にて会計監査:日本基準・USGAAP・IFRSに基づく、財務諸表監査及び内部統制監査に従事。⇒同社で会計・財務アドバイザリー:管理会計・経営管理を中心としたコンサルティング業務、財務/ビジネスデューデリジェンス等に従事。

Why MBA?
Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
大学では情報工学を専攻していたが、某大手メーカーでの製品開発インターンをきっかけに、経営管理全般について興味を持つようになり、国内の経営アドバイザリーに強みをもつ公認会計士資格を取得。大手監査法人で会計監査をやる中で、様々な上場企業の経営・オペレーション・ガバナンス等について知ることができた。一方で、会計監査は、会社の経営戦略の結果としての会計処理の妥当性を判断しているにすぎず、クロスボーダーM&A等のダイナミックな戦略企画に直接関わることはできないという無力感に苛まれるようになった。そこで、少しでもクライアントに近い立場で経営に関するアドバイスができるようにと、アドバイザリー部門へ異動し各種コンサルティング業務を経験したが、やはり監査法人内の組織ということもあり、小規模な国内案件にしか関与することはできなかった。また、監査法人では独立性の問題等からM&Aプロセスの途中段階である財務DDまでしか関与できず(企業価値評価自体やクロージングまでは関与できない)、フラストレーションがたまっていた。日本企業の大型クロスボーダーM&A案件を最初から最後までサポートしたい、そんな思いの中、学生時代から心の奥底に眠っていた、海外MBA留学という夢を思い出し、MBA受験勉強を開始するに至った。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
(目的)
1.ファイナンシャルアドバイス、コンサルティング、独立開業(@日本/アジア)に必要となるハード/ソフトスキルの習得
2.世界中の多様なビジネスエリート達とのネットワーク構築
3.凝り固まった日本的価値観を打ち破り、視野を広げること。人生観の再構築
(活動目標=やってみたいこと)NYCを拠点にクールジャパン関連事業立ち上げ/販路構築、Cornell Tech MBAとの協業によるTech start-up、途上国におけるコンサルティングPJへの参加など

Q.留学後のビジョンを教えてください。
クロスボーダーM&Aについて、事業戦略策定・ターゲット選定・資金調達・DD・クロージング・PMIといった一連の流れを統括する業務(FA業務)に携わる。長期的には、これらのM&Aの延長線上にある日本企業の海外進出(アジア/新興国)に関わるビジネスで独立開業を目指す。

Preparation for MBA application
Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
・2009年8月頃:外国人とのディスカッションや電話会議、英語メールのやり取りや報告書作成など、英語を使用する業務が徐々に増え始めたため、漠然と「留学したい/しておけば良かった」という思いが芽生え始め、会社の先輩にそそのかされ初TOEFLを受験。しかし、その後の業務繁忙により、すっかりMBAのことを忘れ去る。
・2011年5月頃:高校の同窓がKellogg MBAに進学したことを知り、刺激を受ける。コンサルティングへの志望が高まり、部門異動を決意。
・2011年7月~2012年1月:部門異動後、仕事が落ち着き始めたことをきっかけに、TOEFL学習を本格的にスタート。当初、「こうすれば受かる」などのネット情報を頼りに学習・受験するも、80点中盤で停滞。
・2012年1月~8月:アゴス(Speaking/Writing)、Web TOEFL(Listening/Writing)の通信講座にお世話になり、99点を獲得(2012年8月)。
・2012年8月~2013年6月:GMATはマスアカ一通りやればMath50点とれるというネット上の噂を信じ、マスアカ2週のみでお試し受験するも撃沈。あえなく2012年度の出願は見送りに。気を取り直し、藁をもすがる勢いで濱口塾に入塾しGMATに本腰を入れ始める。TOEFLも並行受験していたが、まさかの90点台後半地獄を約半年間(計10回)経験し、初の100オーバー(102点:2013年2月)。最終的に受験回数30回目にして107点(R28, L29, S23, W27)を獲得(2013年5月)、TOEFL終了。ほぼ同時にGMAT670点取得(2013年6月)。
・2013年7月~11月:10月の1st出願(LBS/IESE/UCLA)に向けてエッセイ開始するも3ヵ月という突貫工事であったため、表面的内容に終始。10月に欧州ビジット(LBS/IESE)。運よくIESEからインタビュー・グループディスカッション(シンガポール)に呼ばれるも、インド人や中国人の勢いにのまれ、完全敗北・不合格。意気消沈し、2013年度出願を終了する。
・2013年12月~2014年3月:引越と結婚式の準備に追われる中、気が狂いそうになりながらGMATを並行して受験し、何とか最低ライン※の680点を獲得(2014年3月)。※俗にネット上で、米国TOPはGMAT680点や700点がボーダーといわれることがあるが、学校の受験要領上、ボーダーラインが明記されているわけではないため注意。
・2014年5月~7月:Goal, Achievement, Failure, Why MBAなどの、基本エッセイを作成。9月以降、順次各校の締切に合わせて練り直し、出願。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
・MBA関連サイト(こうすれば受かるMBA、合格者ブログ、アゴス等の予備校HP、各学校HP)、濱口塾メーリングリスト、受験生ネットワーク、アゴスMBA夏祭り、各学校/予備校主催のInformation Session、ビジット、各学校在校生・卒業生とのメール/Skype(マンツーマンでゆっくり話ができるため効果的)

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。 (ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
・ビジット実施校:LBS/IESE(2013年10月中旬)
・(LBS/IESE共通)アドミ/在校生よりプログラムの案内受けた後、キャンパスツアーに参加。日本人在校生との交流。実際の授業聴講。(LBS)無料で参加できる在校生同士の交流会に参加し、外国人在校生と交流。
・エッセイ出願後のビジットであったため、アドミへのアピールにはなったかもしれないが、選考自体への影響はなかったと思われる。一方で、カルチャーやキャンパスライフのイメージがつくため、エッセイ前のビジットであればエッセイに内容を織り込むことでブラッシュアップが可能。なお、業務の都合上ビジットはできなかったが、無事合格できたため、ビジットそれ自体が合格を左右するとは考えにくい。

Q.志望校はどのように選択しましたか。
キャリアゴールとの関連性、プログラムの充実度(特に実務面)、学部の知名度・MBAとの連携度合

Q.スクール、カウンセラーなどはどのようにして活用しましたか。(可能であれば具体名も)
予備校は、受験生との交流、信憑性の高い情報を効率的に入手する目的で利用。カウンセラーは、個人的事情に応じて、アプリケーションに関するすべての相談に乗ってもらうという側面を重視。

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・ TOEFL・IELTS(スコア(R/L/S/W)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
(TOEFL) スコア107点(R28/L29/S23/W27)。以下、参考書・予備校について記載。
・Reading:TOEFL英単語3800, Official Guide(OG), Delta(Six Practice), Barron’s TOEFL iBT(8回分のテスト形式)
・Listening: 上記参考書, Web TOEFL, 海外ドラマ/映画視聴(英語字幕付)
・Speaking:アゴス、Skype英会話、ジングルズ(発音矯正)
・Writing:アゴス、Web TOEFL、Independentは自分でサンプル回答を準備・ネイティブレビュー(70問程度)
・その他:TPO(TOEFL Practice Online)(2回分程度)⇒問題と解答のScriptを入手して、実践形式で実施

・ GMAT・GRE(スコア(V/M/IR/AWA)、テキスト、勉強法、受験履歴など)
(GMAT) スコア680点(V30/Q50/IR6/AWA4.5)。以下、参考書・予備校について記載。
・RC/CR:OG, 濱口塾教材, Economist記事(2個/day), GMATPrep(Question Pack含む)
・Math: マスアカ, OG, 濱口塾教材, GMATPrep(Question Pack含む)
・IR:GMATPrep(Question Pack含む)
・AWA:濱口塾テンプレート

・ エッセー
(作成期間)もちろん、仕事状況との兼ね合いのためムラがあるが、手直し期間を含めると作成期間は約7ヶ月間(内、4カ月程度は集中して時間投下)。
(カウンセラー/進め方)カウンセラーはElite EssaysのBryan。最初に基本エッセイ(Goal, Achievement, Failure, Why MBAなど)を作成し、出願校に応じてカスタマイズするタイプで自分には合っていた。各学校の実際のエッセイ作成においては、在校生・卒業生Skypeやメール、時には実際に合うことで、各校の特徴やフィット感を確認した。

・ 推薦状
勤務先関係者に依頼。

・ インタビュー
純ドメのため、最も自信がなかったパート。エッセイ提出前から徐々にMock Interviewを実施(10回程度)。Mock InterviewはすべてMatthewと実施。まれにSkype英会話や勤務先付属スクールのNativeと実施。コア部分については暗記。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
純ドメかつ長期間にわたりダラダラと受験していたため、結構費用がかかりました。合計約430万円。

Preparation for MBA
Q.進学校の決め手は何でしたか。
コミュニティの濃度(スモールスクール)、実践教育の充実度、NYCへのアクセス/移動コスト

Q.MBA留学にあたって、必要費用はどのようにして調達しましたか。
貯金、親借入、会計士協会奨学金。

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
「日本公認会計士協会 川島奨学金 2年留学用」:貸与金額1,000万円(帰国後、300万円を返済)。ただし、帰国後3年以内に協会ネットワークファーム以外に勤務する場合は全額返還。(応募資格:抜粋)日本公認会計士協会の準会員又は会員。TOEFL iBT79点以上。

Advice and Messages
Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
・TOEFLを受験しすぎた(連続受験は、高得点領域である90点後半に入ってからにすべき)
・受験仲間を早期につくるべきだった。
・GMAT受験前に、GMATPrepをやりこむべきだった。
・海外関連の仕事に積極的に関与すべきだった。
・学校主催イベントへの参加、在校生/卒業生へのコンタクトは、もっと早期にたくさん行うべきだった。

Q. 一言メッセージ
自分のような、純ドメのおじさん、見栄えしない経歴、低GMAT(5回超受験)、関西在住(情報量・ネットワーク少)でも、アメリカ3校から合格をいただくことができました。言い尽くされた言葉ではありますが、「最後まで諦めずコミットすること」が重要だと思います。受験は長旅ですが、得るものも多いので、是非最後までやりきってください!