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Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
TH

Q. 進学予定校
NYU Stern (Tech MBA)

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA (1 year)

Q. 進学予定校の地域
アメリカ

Q. 受験校
NYU, Cambridge, Cornell Tech

Q. インタビュー実施校
NYU, Cambridge

Q. 合格校
NYU, Cambridge

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
学生時デンマークのサマープログラム参加(1か月)、入社後海外出張多数(米国、欧州、中国、東南アジア、中東等)

Q. 費用
社費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国立大学院理系

Q. GPA
学部3.5、大学院3.9

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT 730 (V37/Q51/IR8/AWA5)、IELTS7.5 (R8.5/L8.5/S6.5/W7.0)

Q. 塾
なし

Q. カウンセラー
エッセイ:Future Education Center 田山さん、Ed Lee、インタビュー:Ed Lee, Matthew Aldrige, Lauren Unik

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
総合商社→コンサル→ファンド(出向)

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
・ 幸いにもこれまでクロスボーダーM&Aのアドバイザリー業務、欧州での投資業務など海外で仕事をする機会が多くあり、その度に各国の経営者や起業家、投資家から刺激を受けつつ、この方たちと対等に仕事ができているのか?会社の看板を外した時に自分が一人のビジネスパーソンとして認められるのか?と思い悩んできました。その中で、一度会社の看板を外して一人の個人として海外に身を置き、自分に何が足りないのか考えたいと思ったのが留学を検討し始めた最初の動機です。
・ また、欧州でスタートアップ投資に関わる中で、多くの起業家・投資家が米国プレイヤーの動向に注目しており、また米国進出するスタートアップも多かったことから、米国に対する理解を深めること、米国でネットワーク構築をすることは米国以外の地域での投資業務にも生きるだろうと考えました。
・ 尚、コンサル・投資のバックグラウンドがある中でファイナンスや会計など従来のMBA科目の勉強はあまり大きなプラスがないと思い、別の専攻も検討しました。(結局Tech MBAに落ち着きましたが、最初はComputer Science等も考えました)

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
①Tech MBAのプログラムを通じたTechnology(特にAI, Data Science関連)に関する知見の習得
②これまでアジアや欧州での仕事が多い一方で米国と関わる機会が少なく、金融・Techの最前線でもある米国についての理解の醸成。特に米国のVC、スタートアップとのネットワーク構築
③グローバルな場で活躍できる人材としてのハード・ソフトのスキルアップ”

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
今の会社(コンサル+投資)に戻り、引き続きスタートアップ・大企業向けのコンサルティングやスタートアップ投資業務に関わりたいです。さらに米国で築いたネットワークから新たに案件組成ができればベストです。

Preparation for MBA Application

<概論>
留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
2018年後半 留学しようと思い始め留学体験記が綴られたブログなどを読み漁る
2019年1月 留学準備開始を決断、IELTSの勉強開始しつつ情報収集
2月 IELTS受験Overall 7.5取得→GMAT準備に移行(独学)
4月 GMAT初回受験 (690)→ Miserableな点数ではなかったのでこのまま独学を貫くことを決定
5月 GMAT2回目 (700)→ ここで終わりにしようか悩むも時間的に余裕があるのでもう一度受験
6月 GMAT3回目 (730)→ カウンセラーにコンタクトし、エッセイ準備を開始
7-9月 淡々とエッセイ作成
9月 Cambridge, NYU, Cornell Techに出願 (1st Round) → インタビュー対策に移行
10月 Cambridge, NYUインタビュー(現地)
11月 Cambridge, NYUよりオファー受領

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
各Schoolのホームページ、在校生とのChatが中心
Info Sessionにもいくつか参加しましたが、在校生・アラムナイに比して参加者数が多く非効率に感じたので、基本的には紹介やSNS (TwitterでDM送ったり)、在校生が運営するHP経由で在校生・アラムナイにコンタクトし、(お忙しい中大変恐縮でしたが)1対1でお話を伺いました。
在校生・アラムナイの方は完全にボランティアで対応してくださるので、①調べて分かるようなことは聞かない、②事前に聞きたいポイントを明確にする、という点を意識しました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 
合計100万円
IELTS受験料+テキスト・通信講座:8万円
GMAT受験料+テキスト:15万円
カウンセラー:45万円
インタビュー時の訪問(英国・米国):ざっくり20万円
その他:10万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用・授業料→会社より支給
生活費→貯金を切り崩す

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
過去に大学院留学(政策分野)を検討していたことがあり、2015年にIELTS7.5を取得していたことから、対策はWritingを中心に行いました。(当時はS7.0/W6.5だったので)
Writing:
UK Plusを利用し、添削してもらいました。Writingは独学不可能だと思うので添削してもらったほうが良いと思います。またIELTS特有の回りくどい(?)表現をインプットし、使うようにしました。

Speaking:
過去に7.0を取っていたので大丈夫だろうと思い、DMM英会話で講師とMockテストを実施しました。
SpeakingはむしろIELTS受験後に在校生とのChatやインタビュー準備など受験プロセスを通じて伸ばすことができたと思います。
特にインタビュー準備期ごろから、下記のことに取り組み、Speaking力の向上に取り組んでいますが、一定の効果を感じています。(もっと早くから取り組むべきだったと後悔しています)
①Real英会話(アプリ)やNetflixでのドラマ視聴を通じた会話フレーズのインプット
②DMM英会話を受講する際発言の半分はScriptを準備し、自分が言い慣れていないフレーズを必ず使うようにする(それまでは何も準備せず漫然と受けていたのを反省)
③発音矯正のスクールに通う

Reading/Listening:
公式問題集を使いテスト形式で1-2回解いたのみです。IELTSのRとLはかなり簡単です。

その他:
・ 受験した当時は再採点制度を知らなかったのですが、これは必ず申請したほうが良いと思います。万一にもスコアアップの可能性があったのでは、と後で悔やみました。
・ 初回Overall 7.5で満足してやめてしまいましたが、IELTSの場合全セクション7.0以上は基本的にとったほうが良いです。Cornell Tech受験時に昨年から英語のRequirementが高くなり(或いは見間違え?)、SとWのセクションが7.0以上が求められていたことに気づかず出願してしまったことは今でも後悔しています。(無論、英語のスコア以外の理由で落ちたのかもしれませんが・・・)

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
塾はどこも授業料が高いと思い、まずは独学で自分の実力を試したうえで、塾に行くか決めることにしました。幸いにも初回の受験で690が取れ、Prepでも700点代がとれていたので、独学で突っ走ることにしました。

Verbal:
OGを中心に、PowerScore Critical Reasoning Bible (CR) やManhattanのSCの参考書をメルカリで購入し勉強しました。RCが一番苦手と感じたので単語のインプットをしつつ、日々の英語の読書量を増やしました。単語についてはiKnowで基本を押さえつつ、後はPrepなどで登場した知らない単語を片っ端からAnki(アプリ)に入れ、覚えるようにしました。

Math:
理系大学院卒で数学は自信があったこともあり、OGに掲載されている難しい問題を数問やり、iKnowのアプリで関連単語を覚えたほかは特に対策していません。時間感覚をつかむためにPrepを解くときは毎回Mathも解いていました。
Mathが得意な方は50と言わず51を目指すべきです。(私は2回目で700を取った際、Mathが51点だったら710以上だったのに・・・と悔やみました。) 3回目で51(満点でした)を取ったおかげでVerbalが多少低くとも730になりました。

その他:
MBAならGMATという先入観でGMATを受けていましたが、GREという選択肢も真剣に検討してもよかったかなと思います。

<Essay & interview>
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
Edが一番有名だったので何も考えずにEdと初回面談しそのままパッケージを購入しました。
その後あるスクールの在校生から田山さんの紹介を受け、試しに面談してみたところ、日本語での議論のしやすさや田山さんのサービス精神(納得いくまで時間延長自由+余ったら返金可能)に感動し、田山さんにお願いすることにしました。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
田山さんには率直にEdとも契約していることを伝えると、親切にもEdとの「使い分け」までアドバイスしてくださり、すべてのエッセイにて田山さんと7割程度のクオリティまで仕上げ、最後の仕上げおよびThird Opinionの取得をEdにお願いするというやり方にしました。
エッセイ作成においては他の出願者にはないであろうユニークな経験をひたすらアピールするという点、志望理由とキャリアビジョンの整合性を意識しました。特に1年制のTech MBAという特殊なタイプなプログラムを志望していたことから、なぜ1年制?、なぜTech MBA?という点は明確にするよう説明を心掛けました。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
受験時の上司(パートナー)と以前プロジェクトでお世話になったプロマネの方に書いてもらいました。
推薦者の選定については自分の勤め先のCEOに依頼することも検討しましたが、カウンセラーとも相談し、自分のことを良く知っており、自分との具体的なエピソードもある上司とプロマネに頼むことにしました。(仮にWait Listになった場合、追加の推薦状提出をCEOに頼んでいたかもしれませんが)

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
Edから受験校の過去問をもらったうえで回答案を作り、ひたすら練習を繰り返しました。最初に購入したEdのパッケージがかなり余っていたのでEdと対面で複数回練習しつつMatthewやLaurenともそれぞれ2-3回ずつ練習しました。特にLaurenはCambridgeの事情に詳しく、費用も他のカウンセラーに比べ安いので良かったです。
Cambridgeのインタビューは予想外の質問が多く、うまくいかなかったと感じたため、逆質問の際に「現状のMBAプログラムの課題は何?」と聞きつつ、自分がプログラム・クラスメートに対して貢献できることをひたすらアピールしました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
エッセイ・インタビューともに与えられた質問に機械的に適切に答えるというより、自分のユニークさ、アピールポイントを売り込むことを意識しました。アピールポイントを考える際には他の出願者にはなかなかないであろう差別化できる点を考えました。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
①1年制であること(30歳前半という年齢や金銭的な出費、キャリアをピボットしないのでインターン不要、という点を考慮)、②Techやアントレに強い(独立したビジネススクールよりは他学部との交流もある総合大学)という点から受験校を選択しました。準備を進めるうちにこれまで仕事で比較的関わりが多かった欧州より米国に行きたいという気持ちが強くなり、米国のスクールに傾きました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
NYという立地(米国第二のスタートアップハブかつ、金融の中心地)、Tech MBAというユニークさ、周りに日本人がいない環境(日本人がいるとつい甘えてしまいそう)、在校生やインタビューに行った際のスクールの雰囲気(相手を蹴落とすのではなく互いにSupportiveな校風)、DamodaranやScott Galloway (“The Four”の著者) など著名な教授の存在

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
キャンパスビジットはしていません。NYUについては現地にインタビューに行った際に在校生(米国人)とface to faceで話しました@Washington Square Park

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
社費ですが、社費生でも応募可能な一部奨学金には応募。現在結果待ちです。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
・ 早期に志望校の軸を定めたのはよかったのですが、もっと幅広く学校・プログラムについて調べればよかったです。例えば1年制の前提で動いており、2年生の米国のプログラムは全く見ていませんでしたが、後から考えるとやはりランキングトップのUS校は魅力的な学校が多く、在校生やアラムナイにコンタクトして情報収集すべきでした。
・ Cornell Techの出願については英語のRequirementが変わった(或いは見間違えた?)ことに気づかず、一部足りていないまま出願するという愚行を犯しました。出願要件は注意深くチェックしましょう・・・。

Q. 一言メッセージ
・ 受験生・在校生・アラムナイの皆様は基本的に「MBAはぜひ行くべし」との立場の方がほとんどだと思いますが、よく言われる、①今の時代MBAの授業は留学しなくともいくらでも学べるリソースあり、②得られるスキル・経験にコストが見合っていない、③MBAホルダーも巷にあふれコモディティ化している、といった批判派の意見も素直に聞き入れたうえで、留学するか決めるべきだと思います。特に準備を始める前から自分でしっかりとMBAで何を得るつもりなのかは考えるべきですし、考えていたほうがスクール選びやエッセイのストーリー作成もスムーズに進むのではないかと思います。(自分がこの点をうまくできていたのかは自信なしですが、MBAの是非に関して事前にいろいろな方の意見を聞くように心がけました)
・ 私は性格的に「MBAランキング」のようなものを見ると偏差値競争的についつい上位校を目指したくなる誘惑に駆られる質なのですが、今回の留学準備については兎に角最初に考えた軸・留学に求めるものを重視するようにしました。その結果もあってエッセイやインタビューのストーリー作りがうまくいったのだと思います。(反対に何も考えずに上位校を目指すのみでは無理くりストーリーを作る形になって結局うまくいかなかったかな、と思います。先述の通り全く見なかったスクールがあったことは後悔していますが。)