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Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
はる坊

Q. 進学予定校
HEC Paris

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
HEC Paris

Q. インタビュー実施校
HEC Paris

Q. 合格校
HEC Paris

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
26歳~30歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
院生の時に香港でのインターンを3ヶ月、その他出張や旅行程度。

Q. 費用
私費

Q. 奨学金
取得済み

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・私立・大学院・理系

Q. GPA
学部:3.7、院生:3.94(各WES)

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT:670 (V31/Q50/IR8/AWA5), IELTS:OA7.5(R8.5/L8.0/S6.5/W6.5)

Q. 塾
なし

Q. カウンセラー
Ed Lee(エッセイ), Matthew Aldridge(エッセイ・インタビュー), Nish Subasinghe(インタビュー)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
学部・院で機械工学を専攻。JAXAに3年程通い、風力タービンの研究をしていました。卒業後6年ほど、建物・都市のUK系エンジニアリング企業に勤めています。例えばデータセンターなどの施設全体の機械・電気設備の設計と施工管理を行う傍ら、AI/IoTを活用したスマートビルに関わるアドバイザリーサービスの事業開発をしていました。クライアントは内資と外資の両方、業務での英語使用は20%ぐらいです。

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
COVID-19下の出張帰りの新幹線内で、ふとMBAに関するTwitter投稿を見つけ、そこで初めてMBAの存在について知りました。このまま専門職としてリニアな成長も考えましたが、キャリアや家族の目標を考えるとMBA進学が最適解なのではと思い、新幹線を降りる頃には受験を決意していました。志望動機などはこの時点で固めておらず、GMATを進めながら数ヶ月考えました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
“勉学・研究やクラブ活動と同じくらい重要なのが、妻と一緒にMBAキャンパス生活を楽しむことでしょうか。
LVMH、Hermesや有名ワイナリーをめぐるHEC ParisのLuxuryクラブはMBAの中でもオンリーワンだと思います。
また、HEC Parisのクラスは前職のダイバーシティに富んでいることが特徴なので、金融・保険・メーカー・コンサル・起業・エンジニリングなど多様な視点を持っているクラスメイトから学べる内容はとても多いだろうと期待しています。逆に自分はどんなバリューを出せるのか考えている日々です。”

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 
再生可能エネルギー関係の業界に就きたいと考えています。卒業直後は欧州で働くことが理想なので、インターンや就活に気合いを入れていきます。

Preparation for MBA Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

2020年12月:MBA受験を決意。即IELTSを受けたところR7.5を取れたので、GMATから先行して着手。
      同戦略の某元医師の受験ブログを参考にLBS入学、GMAT720を目標として塾なしで対策を進めるも難航。今思えば地頭が違った。笑
2021年5月:GMAT 620 (1st) キャンセル
2021年6月:GMAT 660 (2nd)、LBS説明会参加
2021年7月:GMAT 620 (3rd) キャンセル
2021年8月:GMAT 670 (4th) 提出スコア
      ここで奨学金に向けたIELTS受験とエッセイ執筆に切り替え。志望動機を固めに入る。GMATは11〜1月に再挑戦することを決意。
2021年9月:IELTS OA7.5(R8.5/L8.0/S6.5/W6.5)取得、MBAエッセイ準備
      ここでHECと奨学金の足切り超えできたことは幸運だった。GMATの勉強によりIELTS点数は相当伸びたと感じた。
2021年10月:奨学金申請、MBAエッセイ準備、LBSとHEC Parisの在校生にコンタクト
      この段階まで実はHEC Paris受験を全く考えていなかったが、在校生3人の話を聞いた結果LBSと同等の第一志望に。11月出願を決意。
2021年11月:HEC Parisへ出願、インタビュー対策
2021年12月:HEC Parisインタビュー、合格
      金策を練ったところ、LBSは私の環境だとリスクが高いことが分かり取りやめ。受験終了。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
各校の公式サイト、日本人ウェブサイトでの情報収集を基に、各校3人の在校生とZoomを行いました。
皆さん素晴らしい方で、これまでエンジニアの世界だけで生きていた私としてはLife Changingな影響を受けた経験でした。
受験される際は多くの在校生と話すことをオススメします。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 
受験費用は安く抑えた自信があります。各項目少し多めに切り上げた金額内訳は以下通りです。
エッセイレビューはメールベースのやり取りにしました。また、インタビューではNishにもお世話になり費用を抑えることができました。

OGガイドブックや参考書、Prepなど:4万円
IELTS参考書、IELTS ANSWER:2万円
IELTS 2回:6万円
GMAT 4回:12万円
ELSA、Grammerly、Cambly各1年課金:9万円
エッセイ・インタビューカウンセラー:21万円
HEC出願費用:3万円
合計:57万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
金策を練っていた段階では貯金に加えローンを当てにしていましたが、有難いことに各種奨学金を頂けました。
将来的に頂いた金額の数倍を各所に寄付できるよう努力します。

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
IELTS
R:GMAT Prepで700を取れるようになれば、8.5〜9.0は自動的に取れるのではと思います。
L:語彙強化の影響か、GMATを勉強した後に1.0上がりました。テスト直前は1.5倍速で過去問を聴いて慣らすと効果的です。
S:対策本を読み、Camblyで3ヶ月ほど練習しました。
W:対策本を読み、IELTS Answersという添削サービスを10 essays分使えば6.5は固いと思います。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GMAT点数が670と低いのですが、日本生まれ日本育ち、中堅私立の理系院卒、塾なしという立場で書くと以下が重要だと思います。
・Q50で安定させる。
・GMAT単語帳を網羅する。
・SC、CRの間違えた問題は全てExcelで日付含めて管理。間違いの傾向を把握する。これでVは安定しやすくなる。
・OG 2021とGMAT本番のSCやCRの問題傾向は少し違うと個人的には感じた。
 他の高得点取得者のやり方を参考に、eGMATなどの選択肢も考えた方が良い。

IELTSよりGMATを先行して終わらせる方式がどの程度有効だったかは分かりません。
ただし終わってみて全体スケジュールを振り返ると、良い選択でした。


Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
9月に有名カウンセラーと呼ばれる人たちへのコンタクトを開始したところ、良い反応をくれた2人にエッセイカウンセリングを依頼しました。
Nishは偶然出会った受験仲間から紹介してもらいました。この3名のサービス満足度は高いです。
Ed Lee(エッセイ):
9-11月にメールベースでお世話になった。エッセイの言い回しの修正も早いためスケジュール上有難かった。
Matthew Aldridge(エッセイ・インタビュー):
9-12月にメールベース、インタビューでお世話になった。インタビューの目的、質問から回答への繋げ方を教えてくれた点が特に素晴らしかった。
Nish Subasinghe(インタビュー):
11-12月にインタビューでお世話になった。事前に用意した原稿を丁寧に修正してくれた。励ますのがとても上手くモチベータータイプ。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
MBAのエッセイに何を書くかも分からなかったので、まず初めに「65 Successful Harvard Business School Application Essays」を通しで読みました。
その中でも良いエッセイは、村上隆が言うところの現代美術を見る4つのルール””「構図」「圧力」「コンテクスト」「個性」””を備えていると気づきました。全体の文章構成が読み手の期待や作法から外れていないが、読んだ時に引き込まれる感覚がある。そして、MBAが人生において必要なConnecting Dotであることが明確であること、その人の生き様が文面に表現されているということです。さらに彼の言葉を引用すると、””良い作品とは、一番目が「サプライズ」、二番目が「完成度」、三番目が「納得」。納得させるのは、「う~ん!」と少し考えさせて、「なるほど!」がベスト。わかりやすいコンテクストの説明、「物語」と言っていい。
Clear Admitに各校、各エッセイテーマごとに求められる内容の解説があるので、それをヒントに自分の人生を振り返りながらテーマを選び、書き出しの引き込み方や構成、コンテクストに注意を向けて文章を書きました。また、HECが読み手ならフランス式の弁証法に習った方が良いだろうと思い、テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼの構成を取り入れたりもしました。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
直属の上司と、元同僚でINSEAD MBAを取得した方にお願いしました。
特に私費だと直属の上司に推薦状は頼みづらいものですが、その依頼ができる関係性を構築できているかどうかも見られていると思うので、可能な限り得た方が良いと思います。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
インタビューの用意においては書類提出後に気を抜かないことが最も重要だと思います。書類提出直後から某ブログなどでインタビュー頻出質問30個を調べ、うち15個の質問に原稿を用意しました。Nishと原稿をブラッシュアップした後、ひたすら暗記、鏡に向かった練習と録音、モックインタビューを重ねました。Matthewとは、インタビューをより自然な会話に近づけるべく、質問を受けてから用意した質問への繋げ方を練習しました。学校にもよりますが、特に卒業生とのインタビューはConversationalな雰囲気になる場合が多いと思うので、このテクニックはとても重要でした。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
ざっくり書くと、再生可能エネルギー関係の業界に就きたいということ、そのためにはMBAが必須であることを説明しました。
この業界にはエンジニアとMBAのハイブリッドな人材が必要なんだとゴリ押しました。
あとは、クラスに対して何をどのように貢献できるかという点を説得力を持って伝えるよう心がけました。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
キャリアチェンジを目的としていたので、1.5〜2年の長めのプログラムを検討しました。
MBA前の職が多様性に富んだ環境だったので、同様の欧州プログラムの方が魅力的でした。
GMATを見切り発車で始めてからは漠然とLBSを目標としていました。
各校の在校生と話すうちに、LBSに加えHECもカリキュラムや雰囲気、目標業界や地域を考えると良い選択だと思えたので、
HECを11月に出し、LBSをR2の1月に出す計画としました。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
妻も含めたキャリアと生活、職種や出身国の多様性、金銭プレッシャーの少なさです。

<その他>
Q. キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
COVID-19により実現出来ず。

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
HECからのDiversity Scholorship、そして某団体奨学金を頂けたことは幸いでした。
後者では、特にこれまでの研究実績、推薦人の強力さ、研究計画が明確か、そして日本への長期的な貢献に対するパッションが重要だと感じました。

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
もし目当ての著名カウンセラーがいる場合、GW前後には最初のコンタクトをしておいたほうが良いと思いました。9月では少し遅かったです。
強いて言えば、やはりGMAT点数が伸び悩んだ点は残念でした。受験中の精神的衛生上も、点数は高いに越したことはないです。
とは言え、色々なMBA生と話した限り、特にEU校はパッケージ全体での勝負になるという指摘は正しいように思います。
持ってる強みやバックグラウンドを最大限アピールしていくことも重要です。

Q. 一言メッセージ
MBA受験は大変なプロセスですが、色々な人の話を聞いて様々なキャリアや価値観を覗けるチャンスでもあります。
受験生という立場を生かして各校の人と繋がり、自分に合うスクールを探してみてください。