投稿者プロフィール

Q. 投稿者(ペンネームorイニシャル)
ライオンさかな

Q. 進学予定校
INSEAD

Q. 進学予定校のカテゴリ
Full-Time MBA

Q. 進学予定校の地域
ヨーロッパ

Q. 受験校
NUS, MIT, INSEAD

Q. インタビュー実施校
NUS, INSEAD

Q. 合格校
NUS, INSEAD

Q. 性別
男性

Q. 出願時年齢
31歳〜35歳

Q. 海外経験と期間 (例: 旅行程度の経験以外無し、学生時に1年間米国に留学、入社後2年間シンガポール赴任、etc.)
学生時代1年間シンガポールに研究留学

Q. 費用
社費

Q. 奨学金
未取得

Q. 最終学歴 (国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立・大学院・理系

Q. GPA
3.6

Q. 受験した試験と出願スコア (GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GRE:323(V153/Q170/AW3)、IELTS:7.5(R8.5/L8.0/S6.5/W6.5)

Q. 塾
AGOS、Affinity

Q. カウンセラー
AGOS

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
・所謂純ジャパ
地方生まれ、地方大学出身、初海外は20歳を過ぎてから。ちなみに、このアプリケーションプロセスにて、初めて知った言葉ではあるが、私はfirst-generation studentに該当します。
・社費である一方で、日系金融メジャー企業ではない
社費も一括にすることは難しく、自社の過去のMBA留学生の入学先実績を踏まえて、受験先ポートフォリオを組むことが堅実(後述)。
・2年半ファンドセールス業務、その後5年半はヘッジファンドのアナリスト業務に従事
グローバルヘッジファンドのマネージャーとデューデリジェンスを通じて接点が持てるという稀有な機会に恵まれ、唯一他の受験生と差別化出来る点となったと思います。

Why MBA?

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
・学生時代は英語は嫌いな科目であったが、大学院時代に留学をしたことで、英語に対する向き合い方に変化が生まれ始めました。この頃から漠然と海外に対する憧れを抱くようになったが、仕事を進めていく中で、ただ海外で業務をするのではなく、その業務の内容にも拘りたいと考えるようになりました。結果的には、以下のような、社費生としての視点と、個人としての視点を持ち、今後のキャリアの幅を広げたい考えたことから、MBA留学を決意しました。

(個人)
・もともとのアナリスト業務においては、(おそらく他の一般的な業界とは異なり)40歳を超えても日系及び外資系の同業他社に転職しやすい環境であった。
・他方で、転職後においても現在と同様の業務を続けていく覚悟が必要で、転職先の同業界の企業の中で、より経営的なポジションを求める場合には、MBAを取得していることにアドバンテージがあると考えたもの。
・また、ファンドセールス業務においては、(今では監視の目が強くなったが、)パワハラ部長、それに対して誰も何も言わない・言わない文化を経験したことで、組織を変えるということに対する動機が得られた。

(社費生)
・社内においては、アナリストという専門人材プレイヤーとしての居心地の良さはありつつも、会社の人事制度上その業務をやり続けるという選択肢が(現時点では)持てなかったため、他の業務の道を選択する必要があった。
・自身の業務を通じてファンドビジネスにおいては、(ミドルリスク管理の経験は表面的と言わざるを得ないが)ファンドソーシング~ファンドセールスの実務を経験してきたことから、運用ビジネスの経営に携わることが良い道の1つに見えた。
・そこで、これまで実務を通じて経験してきたファイナンスを体系的に理解すること、これまで触れてきていなかった経営を疑似的に学べること、運用業界でも最近のテーマであるサステナビリティ(ESG)に関する洞察を得られること、を背景にMBAの取得は今後の会社におけるキャリアにおいても役立つものと考えた。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください。
・学生という身分を活かして、日本人の方含め自身のネットワークを広げること
私の場合は、日本に戻ってきて仕事をする可能性が高いため、現地で知り合える駐在員の方、現地大学に留学に来ている学生など、日本人の方との繋がりも大切にしたいと思っています。また、現地に拠点を置く企業で働く人とのネットワーキングにも注力したいところ。

Q. 留学後のビジョンを教えてください。 

Preparation for MBA Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
・ウェブページや学校が発行する定期刊行物の情報は、意外に?情報量が多いため、合格後に何をしたいか、という視点で、興味のあるコースの内容・教授の研究内容等を探すと楽しい時間を過ごすことが出来た。
・あとは、コンタクトを持つがてらアドミッションチームとのMTGの中で適宜質問。
・その他、非公式の日本人ウェブサイトやLinkedin経由で在校生に連絡し、自身と同様のバックグラウンド、あるいは同様の将来像を持っている人に更問いをぶつける。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください。 
主要どころは以下ですが、ざっくり150万円以上は超えています。その他では、各校の受験料や1年以上契約しているDMM英会話等がありますが、あまりにも精緻に計算すると悲しくなりそうですので、この辺りでご容赦頂きたいです。
(IELTS)
受験料:15回程度 27,500×20=412,500
塾:Lingo Speaking = 60,000
→個人的には、Tipsは得られるかもしれませんが、Youtube等参考にしながら、独り言をぶつぶつ言うことに尽きると思います。
(GMAT)
AGOS:文法コース = 300,000
Affinity RCコース = 71,500
(GRE)
Magooshオンライン = 15,000
(エッセイ・インタビュー)
AGOS:フルパッケージ = 800,000

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用:貯金
進学後費用:社費であるため、該当しない

<スコアメイク>
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
GRE受験後に、単語力だけなら圧倒的に成長した自信があったため、再度IELTSを受験したが、スコア更新は出来ず、むしろReadingの点数は下がってしまったので、やはり目の前の試験と向き合い、しかりと対策をして望むべきと、私の場合は痛感しました。GRE勉強後に英語力が高くなった気がしていたが、IELTSで高得点が取得できることとは関係がなかったという事例です。

IELTS
・Reading と Listening:過去問を時間制限付きで解き続ける。もちろん単語は勉強するに越したことはない。最低限、iknowでTOEFLやSATのコースを完ぺきにマスターしておく。
・Writing:日本語で書かれた参考書を購入して、各設問のパターンに対する基本的な構成を暗記。中身のアイデアは、(時間制限があるため)内容に拘り過ぎず、浮かんだアイデアをただただ書くこととした。
・Speaking:英語サイトで、直近他の地域で出題されたトピックがアップされているため、お風呂に入る前にそのお題を見て、湯船に浸かりながら、ぶつぶつ言うことを繰り返した。また、在宅勤務前では、通勤時間に独り言を言い続けた。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。 (科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
・総じて苦労しかないし、再現性の高い勉強方法というのが未だにイメージできていないです(正直もう受けたくはないです)。それゆえ、以下で記載する内容は一事例に過ぎないため、こんな人も居た、という程度で読んでいただきたいです。

・もともとGMATから勉強を始めたものの、Prepを通じて自信が付くことはなく(勉強したことがPrepにてアプトプットできている実感がなく)、自身のバックグラウンド的に得意と言えるMathでさえも、50点以上とることが安定しなかったです。
・それでも初GMAT受験するも、500点台後半と撃沈。。

・その後、GREに転向。GMATを勉強していた時とは異なり、GREにはフィット感を感じました(受験生活を通じて、この「フィット」という言葉を多用するようになった)。具体的には、勉強した内容が試験でもアウトプット出来ているように感じられたことが大きいです。
・私が参考とした記事は以下の2つのページ。
① https://www.wharton-japan.net/archives/3055
② https://note.com/hiroshi99857672/n/n04bd4290508d (現在は有料となっていましたが、一応共有します)
私が実際に行ったことを以下で簡記。
・Verbal:iKnowにて、GMAT、GRE、SATの各単語+Magooshの1000単語の暗記。
・Math:Magooshの6か月コースを購入し、ひたすら問題を解く
・時間配分の研究:Mathに関しては、順番に解いていたが、Verbalは私はリーディングスピードが早くなかったため、捨てる問題とそうでない問題を見極めた。その際に参考としたものが上記①のページ。
・Magooshオンラインは、各問題が実際のテスト形式に近く、良心的なコスト設定であることから強く推奨したい。

・その後初回受験で出願スコアとなりました。


Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
<良かったという思うこと>
・日本語でアイデア出しが出来ること
→純ジャパとしては重要な点。もちろん英語堪能なら、その他のネイティブのカウンセラーなど選択肢は広がると思う。
→どのようなエピソードが、MBA面接官に刺さるのか、という視点を身に着けることが出来た。
・初期投資としては高額である一方で、実質回数制限はなく何度もMTG出来ること
・エッセイ提出前にネイティブによる校正があること
・インタビュー前にネイティブとの模擬面接も含まれていること

<もったいないと思うこと>
・多くの受講生を有すると思われるにも関わらず、過去のインタビューに対する質問内容の情報蓄積が出来ていないこと
→この点は残念であったが、clearadmit等のリアルタイム情報を参考にした。

Q. エッセイについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・意外に時間はかかるプロセスだが、スコアメイク対比苦労はなかったです。
・セカンドオピニオンを得るために、他のカウンセラーと契約することはせず、自分自身で納得がいくものが書けて、その上で、カウンセラーのいうMBA面接官に刺さる視点が含まれているのであれば、右往左往する必要はないと思います。
・卒業生や在校生などにエッセイの内容や構成について、アドバイスを求めることも1つなのかもしれませんが、卒業生や在校生のアドバイスが(私自身の経験がそうであるように)再現性の高いものではないという認識でいました。

Q. 推薦状について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・社費ということもあり、断わられるリスクはなかったです。
・しかしながら、両名ともにMBA出身者ではなかったので、ドラフトは事前に作成し共有した上で、承認を得るプロセスを取りました。
・正直、MBAのアプリケーションにおける推薦状に記載すべきと考えられる内容については、私がエッセイを書く際のポイントが分からなったように、推薦者の方も総じて書くべき内容の判断が難しいと思いました。ゆえに、事前にカウンセラーと相談の上、作成するプロセスとしました。

Q. インタビューについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。
・想定質問をワードに書き出し、1問2分前後を目安に想定回答を作成。
・それ以外の質問が来た場合には、腹を括ってアドリブで言いたいことを話すこととしました(ある種の割り切りが必要で、考えすぎない)。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
・自身のキャリアを通じて得られてきたことと、会社の方針として目指すところとの間に、MBAプログラムがうまくフィットしていることをアピールしました。
・おそらく私自身のキャリアはMBA界隈ではそう多くないと思われたので、興味を持って聞いてもらえたのではないかと思っています。

<学校選択>
Q. 受験校はどのように選択しましたか。
・漠然とした名前の格好良さからMIT、NUSおよびINSEADは、会社や自身のキャリア・好みを踏まえたある種真面目な理由から選択しました。

・真面目な理由については、会社の方向性として打ち出される「アジアでのビジネス展開」×「ESG」という視点が重要な判断軸として受験校を選択しました。
・このためそもそも米国大学が対象とはならなかったが、敢えてもう少し言及すると、(MITは隅に置いた上で)米国vs欧州・アジアの視点では、1)私自身は米国にて就職を希望しているわけでもなく、会社としても殊更に米国ビジネスに注力しているわけでもないため、米国一般に対する興味はなかったこと、2)日本で就職するなら一定のレベル以上であれば米国も欧州・アジアの大学も有利不利はないという理解を持っていたこと、3)米国就職を求めていなかったため、アメリカ社会においてマイノリティとして如何に自身のプレゼンスを高めるか、というモチベーションはなく、皆がマイノリティで寛容な土壌がある中で議論したかったこと、が理由として挙げられます。

Q. 進学校の決め手は何でしたか。 
・アジア拠点のキャンパスを有すること(ビジネススクールとしてアジアに注力する姿勢)
・サステナビリティ周りのコースの充実度
・アジアを含むグローバルネットワークの圧倒的な強さ

<その他>

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
該当なし

Advice and Messages

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
・アドミッションチームの担当者には、早い段階でレジュメを送付してとにかくコンタクトを持つこと
→この点はカウンセラーから言われたものではなく、たまたま行ったものだが、その後のやり取りもスムーズになったと思いました。

・私は社費生であるため、社費特有の事例を紹介。
・自身の所属する企業の過去実績(つまり、平均スコア以上を取っている受験生でも、インタビューにさえ呼ばれたことがない学校の存在)と周りの社費生の実績に基づくと、社費の中でも特定の企業からの受験生を好む学校があることは、明らかのように思われました。
・それゆえ、上記の特定の企業に該当する社費生であれば、存分にそのバックグラウンドを利用すべきだし、そうでない(私のような)社費生は、MBAとはこんな世界と割り切ってより自分にフィットする学校を探すことが吉と思います。
・そのために、ご自身の企業の””MBA界隈””における立ち位置を把握しておくことは、受験校のポートフォリオを組む上で有用です。

Q. 一言メッセージ
・受験生のバックグラウンドは千差万別であり、審査する側の学校の評価プロセスは””holistic””という言葉が使われているように、様々な要素を見て選考するプロセスであるため、ある人に対して効果的であったことが、他の人には効果的でない、という事象が多々起こり得るのが現実だと思っています。
・またスコアメイクにおいても、EAで150であった受験生が、2週間後に受験したら163を取得した、という実例も周りでよく見られたことから、正直、運の良さも十分にあるものと割り切って挑むことが肝要であり、決して見かけのスコアだけで全否定された、と打ちひしがれることなく、(MBAに行きたい理由があるのであれば)前を向き続けてほしいと思います。

・ご自身の健康管理、ご家族との関係は大事にされながら、受験プロセスを戦い抜いて、解放感を味わってほしいと思います。